【文章力おすすめ本】『文章力の基本』阿部紘久著

ライティング
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「文章力を鍛えたい! でも、何から始めればいいかわからない……」
「そうだ、文章力の本を読もう! でも、山ほどあってどれがいいのやら……」

そんな”文章力本の迷子ちゃん”に一筋の光を当てたくて、この記事を書きました。
というのも、私、文章力本をめっちゃ読んでます。

大学で図書館司書をしていたころは、「学生の文章力向上のために」「就職活動支援の一環として」という名目で、たくさんの”文章力本”を仕入れていました。

夫氏
夫氏

職務特権の乱用では?

椥辻夕子
椥辻夕子

いえいえ、本当に必要だと思ったからですよ!
大学生のみんな、意外と文章力が足りない。

図書館司書を辞めてからも、書店・図書館・古本屋さまざまな場所で文章力本を読み漁っています。もはや職業病。

【文章力おすすめ本】と題して、私が実際に目を通して「これめっちゃ役に立つやん!」と思った珠玉の文章力本をご紹介していきますね。

この記事を読めば、

  • 文章力を鍛えるために読むべき本がわかる
  • どんな視点で文章力本を選べばいいかわかる
  • 本を買わずとも文章力を磨くための情報源がわかる

それではさっそく、文章力おすすめ本を紹介していきますね!

『文章力の基本 簡単だけど、だれも教えてくれない77のテクニック』阿部紘久 著

今回ご紹介したい【文章力おすすめ本】はこちらです。

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書誌情報

書名  『文章力の基本 簡単だけど、だれも教えてくれない77のテクニック』
著者  阿部紘久
出版社 日本実業出版社
初版年 2009年
ページ数 206ページ(単行本)
ISBN 9784534045881

著者紹介

1943年生まれ。東京大学卒。帝人入社後、宣伝企画、国際事業企画、経営企画などに携わり、繊維国際部長などを勤めた後、米国系IT起業CEOに転じる。
2005年から、昭和女子大学ライティング・サポート・センターで文章指導を行なうかたわら、社会人も始動している。著書に、『明快な文章』(くろし出版)などがある。

奥付より引用

椥辻夕子
椥辻夕子

とにかくすごい方が書いた本なんだな

昭和女子大学ライティング・サポート・センターとは、就職活動に必要な履歴書やエントリーシート、授業のレポートや論文など、さまざまな文章の書き方についてアドバイスや添削など個別指導する場所らしいです。就職活動支援の一環ですね。

なお、現在はこちらの指導からは退いておられます。センターの立ち上げに協力されたのかしらと推測します。

 

2年に1冊くらいのペースで新刊を出版されており、最も新しい著作は2017年に出版された『文章力を伸ばす 書くことが、これでとても楽になる81のポイント』です。こちらもおすすめですよ。

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阿部紘久 著『文章力の基本 簡単だけど、だれも教えてくれない77のテクニック』をおすすめする3つの理由

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阿部紘久 著『文章力の基本 簡単だけど、だれも教えてくれない77のテクニック』を私がおすすめする理由は、3つあります。

  1. 文例が豊富で自分の文章に当てはめて考えやすい!
  2. 「原文」→「改善」のビフォー・アフターがわかりやすい!
  3. 見出しが端的でわかりやすい=目次から辞書のように引きやすい!

それぞれ詳しく説明していきますね。

おすすめ理由その1.文例が豊富で自分の文章に当てはめて考えやすい!

副題に「77のヒント」とあるように、本書は文章力に関するヒントが77個挙げられています。

それぞれのヒントについて、「原文」と示された例文が1つ以上存在します。つまり、例文は77個以上あるということ。

しかも、後述しますがそれぞれについて「改善案」も丁寧に紹介されているんです。これが非常にわかりやすい!

 

私も文章力・文章術の本を何冊か書いたのでわかるのですが、シーンにマッチする「文例」を用意するのがものすごく大変なんです……!

椥辻夕子
椥辻夕子

テクニックを表現するのは簡単。

でも、それを端的に説明するための

文例はなかなか思い浮かばない……!

しかし、どれだけテクニックを説明しても、「文例」がなければ読者には伝わりません。テクニックの使用シーンをイメージできないからです。

 

文章力本を選ぶときには、「文例の豊富さ」を基準にするとよいでしょう。

『文章力の基本 簡単だけど、だれも教えてくれない77のテクニック』は、文例が豊富なのでおすすめです。

おすすめ理由その2.「原文」→「改善」のビフォー・アフターがわかりやすい!

文例も豊富ですが、本書では「こういう場合は、こう改善する。もしくは、こんな風に改善することもできる」という改善案も豊富なんです。

上で述べた「原文」という例文に、それぞれ必ず「改善」と示された改善案が対応しています。

どこをどのように直せばよりよい文章になるのか、より正確に伝えられるのか。

という視点を得られます。これは、校正力も養うに等しいのです!

文章を執筆するにあたって、校正力は欠かせない能力です。人間はミスをする生き物ですし、執筆している時はつい一人よがりに書いてしまいがち。後から見直すことを前提にして、「どこをどう直すべきか」を知ることは文章力向上に役立ちます。

 

とにかく、この「原文」「改善」が豊富な紙面がとてもわかりやすい! 紙面のサンプルはAmazonのなか見検索で公開されていますのでぜひご覧くださいね。

おすすめ理由その3.見出しが端的でわかりやすい=目次から辞書のように引きやすい!

本書は見出しが端的で、わかりやすい言葉で書かれています。その一例をご紹介しましょう。

ヒント11 文の形をシンプルにする(述語を2つ重ねない)

ヒント41 読点は、意味の切れ目に打つ

ヒント47 なんでも「ことで」でつながない

ヒント49 いきなり核心に入る

ヒント69 読み手の期待を裏切らない

ご紹介したのは、77のヒントのなかから私がよく読み返す5つです。

椥辻夕子
椥辻夕子

パッと読んだだけでも、どんなテクニックについて書かれているのかわかりやすいでしょ?

見出しが端的なので、各ヒントの内容を覚えやすいです。内容を見出しにギュッと凝縮して、頭に残りやすくなっているような、そんな気がします。

 

私は本書をもはやバイブル的に愛読しているのですが、見出しが端的なので目次から索引しやすいんです。これが非常に便利。

自分で本を作るときにも、こんな風に端的な見出しにしたいものだとよく思います(ついあれこれ詰め込んで長くなりがち……反省)。

 

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関連するお役立ちリンクをご紹介

この記事を執筆するにあたって見つけた、お役立ちリンクをご紹介しますね。

日本実業出版社による紹介動画も発見

日本実業出版社の中の人がオススメ本を紹介するYoutube動画が見つかりました。
ベストセラーとか27万部売れているとかも大事だけど、内容のすばらしさをもうちょっと詳しくオススメしていただきたかったなぁ。

ワークショップや講演会も多数

2015年に開催されたワークショップの詳細な記事も見つけましたので、興味のある方はリンクから飛んでぜひ読んでみてください。

書くことに苦手意識を持つ全ての人へ 読みやすい文章をつくる、基本の基本
2015年12月8日に、ブックファースト新宿店において、「『文章力の基本の基本』ワークショップ」が開催されました。講師は、文章術に関するベストセラーの著者であり、多くのビジネスパーソンや学生を指導する阿部紘久氏。ワークショップでは、阿部氏の著書『文章力の基本の基本』(日本実業出版社刊)をもとに、参加者が文章の改善問題に(続きを読む)
読み手の身になれば、誰でも良い文章が書ける
2015年12月8日に、ブックファースト新宿店において、「『文章力の基本の基本』ワークショップ」が開催されました。これは同書店と、書籍のダイジェスト提供サービスを展開する株式会社情報工場のコラボイベント、「新宿の文化活性・創造のための『リア

阿部紘久さんご自身が解説されたこのワークショップは、今回ご紹介する『文章力の基本』のあとに出版された『文章力の基本の基本』という本に基づいて行われました。記事を読むだけでもとても勉強になります。

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文章力本を選ぶときは「文例の豊富さ」に注目!

この記事では、阿部紘久 著『文章力の基本 簡単だけど、だれも教えてくれない77のテクニック』をおすすめしました。

文章力を鍛えたいなら、買うに値する本だと私は思います。でも、文章や文体は肌に合う・合わないがありますから、なか見検索で確認したり店頭で立ち読みしたりしてから決めてくださいね。

自信をもっておすすめできるのは、「文例が豊富な本は間違いなく役に立つ」ということです。

ほかの文章力本を選ぶ際にも、「文例の豊富さ」を基準に探してみてくださいね。

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