【流産を話そう】流産後の過ごし方、次の生理と妊娠について

育児ブログ
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流産した経験を記事にまとめて約半年。
かなりの反響があり、毎日大勢の方が弊ブログの記事を読んでいらっしゃいます。

なぎ
なぎ

言葉や文章のことについて
発信する記事より読まれています。

あれ? ええんかな?

一番読まれているのがこちらの流産の記事2つです。

【流産を話そう】流産はあなたのせいじゃない。だから私も話します
なぎ 実は2人目を妊娠していました。 過去形です。 妊娠発覚から1か月後、流産しました。 いきなり重い話ですみません。 こんなこと、ブ(続きを読む)
【流産を話そう】稽留流産の症状まとめ。痛みや出血は?用意するものは?
なぎ 稽留流産で、手術になるかどうかは五分五分です。 ……と、娘を出産した病院の医師から言われました。 稽留流産=数日中に手術、と覚悟して受診した(続きを読む)

 

毎日どこかで誰かが、流産について調べているのだと思うと胸が詰まります。

何度も繰り返しますが、流産はあなたのせいではありません。
母体のせいで流産するわけでも、妊娠初期になにかしたせいで流産するわけでもないんです。

 

流産の兆候があるかも、と医師に言われた方。
これは流産の兆候なのかも、と不安に思っている方。
すでに流産してしまった方。

このブログを訪れたあなたに、流産して半年が経った私からお伝えできることはないかと考え、新たにこの記事を書きました。

 

この記事でお伝えしたいことは、この半年の経過です。

  • 流産した後、どのように過ごしたか
  • 流産した後に次の生理がいつ来たか
  • 次の妊娠はいつから望めるのか

私がさまざまな記事や体験談を読むことで気持ちを落ち着けていったように、この記事があなたの心を包んで楽にできることを願っています。

この記事は、医療関係者の監修を受けていません。あくまでひとりの流産体験者として、「今回体験したこと」をベースに書いています。担当医師から聞いたこと・自力で調べたことなどについてはできるだけ信頼できるソースを裏付けるようにしていますが、この記事をもとに自己判断することはやめてください。体調の変化や不安なことは、必ずかかりつけ医に相談してください

流産後の過ごし方

私が体験した限り、流産はまるで「ちいさな出産」でした。
一度目は突然の出血に始まり病院に駆け込んだ時には完全流産と診断。
二度目は受診時に稽留流産と診断された後、一週間後に自然流出。

もちろん、娘を出産したときの方が痛くて長くてつらかったです。

なぎ
なぎ

入院から約20時間も陣痛に苦しみ、

最後は陣痛促進剤を使いました……

でも、一度目の流産では嘔吐を伴うほどの痛みもあり、瞬間的には陣痛よりもキツかったように思います。また、二度目の流産では長引く出血が悪露そのもののように感じました。
母体にかかる負担はそれくらい大きいということです。流産後の過ごし方によっては、その後の生理や妊娠に影響を与えることもあるといわれるのもうなずけます。

流産と診断後、2~3週間はしんどい

流産をしてから半年が経ち、当時の痛みもつらさも、もうほとんど思い出せません。
薄情なのかもしれません、でも春から保育園に通い出した娘と毎日必死で生きていたら、あっという間だったようにも思います。

それくらいの記憶しかないので、当時のメモを確認しながら思い出してみます。

 

稽留流産と診断されたのが2/27。
出血が始まったのは3/2からで、痛みと出血量のピークは3/9でした。

ピーク時は、下腹部痛、貧血によるものと思われる頭痛・倦怠感、そして出血のわずらわしさに苦しんでいました。

3/10からは痛みは徐々に引いて、頭痛やめまいといった症状は3/12頃まで続いたとメモにありました。出血が完全に止まったのは3/14と、約2週間も続いていたことがわかります。

診断からは実に2~3週間もの期間、痛みや出血そして「不安」と闘っていたんですね。

問題は入浴。子どもがいたらどうする?

また、当時のメモを見ると、医師から「シャワーは大丈夫なので清潔に。ただし入浴は一週間は避けるように」と言われていました。

当時、娘は1歳9か月。3月の上旬、まだまだ肌寒いので毎日シャワーというわけにもいかないし…… というわけで、夫にはできるだけ早く帰ってきてもらい、入浴をお願いしました

なぎ
なぎ

そもそも、毎月の生理のときだって

こどもと一緒に入浴したくないやい。

それでも夫が早く帰れない日もあり、娘だけをシャワーで済ませ、自分のシャワーは後ですることもありました。

 

流産後の過ごし方で、最もしんどいのがここです。
一人で入浴できない子どもがいる場合の、「入浴のお世話」!
ご主人(やほかのご家族の方)は、それを知っておいてください。

医師から入浴を止められているんです。
たとえそうでなかったとしても、血がダラダラ出ている状態での入浴は気を遣います。

毎月の生理でも同じです。無理しています。毎月のことだから。
流産した後くらい、早く帰ってきて入浴のお世話を引き受けてあげてください。

出血が止まる頃にはいつもどおり動ける、けど……

出血が完全に止まる頃には、体の負担はほとんどなくなっていました。
下腹部痛や頭痛、倦怠感といった体の不快感がなくなるだけでもずいぶん違います。

しかし、出血が止まったからといってまだ完全に健康な体に戻ったわけではないと思います。
毎月の生理以上に、ホルモンバランスは乱れます。
精神的なダメージもあるのでしょうが、私は寝つきが悪くなり、眠れないのに布団に横たわっているのが辛くて辛くてしかたありませんでした。

痛みはなくなっても、体(とくに下腹部や腰)にはなんとなく違和感もありました。
流産の影響かどうかはわかりません。

とにかく、「妊娠する前の健康な状態とまったく同じとはまだ言えないな」と感じました。
なぎ
なぎ
 医者にかかるほどのつらさでもない
といえばそうなのですが……
痛みや出血、体の違和感について気になる場合は、やはりちゃんと受診するべきだと思います。

悲しみの種はあちこちにある。だから一人で抱え込まないで

当時、娘が4月から保育園に入園することが決まっていて、必要なものをあれこれ準備しなければなりませんでした。
また、在宅ワークとして取り組んでいた執筆・編集業も抱え込んだまま。
出血が終わり、婦人科を受診する前にはいつも通りの日常を取り戻していたように思います。
なぎ
なぎ

むしろ、忙しくしていた方が

気がまぎれると思い、

いつもよりがんばっていたかも。

だけど、ふとした瞬間に思い出します。

トイレに立てば、妊娠検査薬で陽性が出た瞬間を思い出し。
出血がひどくなり立ち上がれなかった恐怖を思い出し。

夜、布団に入れば生まれてくるかもしれなかった命のことを思い。
いやいやあれはまだ命ではないのだと思い直し。

スーパーで小さなきょうだいを連れたお母さんを見ればキュッと胸が詰まり。
保育園用品を買いに行った西松屋で、ちっちゃなベビー服を見てまた胸が詰まり。

一度体験したことは、なかなか忘れられるものではありませんよね。
半年も経てばこのとおり、普段は忘れていますが、ふとした瞬間にトリガーを引いて悲しみを思い出します。

たとえば。
私は、映画『未来のミライ』のテレビ放送を観ることができませんでした。

稽留流産と診断される前に、DVDを借りて家族で観たんです。
先日、テレビで初放送されたとき、夫がチャンネルを回したのですが
「ごめん、私これ観れないわ。変えてくれる」と言いました。

2人目を待望していたときに見たあの映画は、とてもあたたかくて感動的でした。
でも、今は観れません。いつか観れるようになると思いますが、今はまだ無理です。

それくらい、流産の体験というのは女性の心にずっと残ります。
ずっと。たぶん、死ぬまで。
忘れていても、ふとした瞬間に思い出します。
奥さんが流産をした旦那さんは、そのことをどうか肝に銘じてください。
それから奥さん自身も、そのつもりで日々を過ごされた方がいいと思います。
無理に忘れようとしなくていいし、一人で抱え込まなくていいんです。私は、流産をした体験を周囲の人や匿名のSNSで話す方がよいと考えています。
【流産を話そう】流産はあなたのせいじゃない。だから私も話します
なぎ 実は2人目を妊娠していました。 過去形です。 妊娠発覚から1か月後、流産しました。 いきなり重い話ですみません。 こんなこと、ブ(続きを読む)

奥さんを支えようとして、旦那さんも悲しみを抱えてこんでしまうケースもあると思います。
夫婦二人で抱えきれなくなったら、身内や友人に話してもいい。
リアルなつながりで吐き出せなかったら、SNSや匿名掲示板でもいいです。

 

流産後、どう過ごす?

出血のピークから2~3日は、できるだけ体を休めて横になるべきだと思います。
ご主人やご家族を頼り、可能であれば職場の信頼できる人に話して、休みましょう。
1週間も経てば、普段通りの生活ができるようになるでしょう。
もちろん、出血や痛みが続いていたらすぐに受診してくださいね。
その後は、無理のない範囲で、仕事や趣味に打ち込むのがいいと思います。
泣いてばかりでは、心の傷が膿んでしまいます。
ふとした瞬間に思い出して泣いてしまうのは構いません。
でも、できるだけ心の風通しをよくして、いつも通りに過ごしましょう。もちろん、体と心に無理がない範囲で。
私は保育園の準備や仕事に打ち込んだことで、気持ちが楽になりました。
保育園グッズを用意するにあたって、従姉の家にお邪魔してミシンを借りましたが、彼女には正直に流産したことを伝えました。
変に気遣うこともなく、事実は受け止め「大変だったね」と労ってくれました。
そのうえでいつも通りに接してくれたのが、本当にありがたかったです。

流産後、生理ちゃんは周期通りにやってきた

なぎ
なぎ
生理ちゃん、好きなんです。

オモコロ ツキイチ! 生理ちゃんまとめ

老若男女に読んでいただきたいですね。
映画も楽しみです。
……というのはさておき、流産後に次の生理がいつきたか、重かったか軽かったかを書いていきます。

流産後、周期通りに次の生理がきた

妊娠前の生理周期は約28日でした。
出血が始まった3/2から起算して27日後の3/29に次の生理が来ました。
なぎ
なぎ

うちの生理ちゃん、めっちゃ規則正しいやん。

ホルモンバランスが乱れなかったのでしょう、喜ばしいことです。

でも出血のピーク後、少量とはいえ3/14まで出血していたので、間隔としてはまあまあ短い。出血のない期間が2週間程度と、なんとも慌ただしい感じでした。

出血量も出血期間も「いつも通り」

出血の間隔が短かったからか、出血量はいつもよりやや少ないかな? という感じでした。
だから早く終わるのかな~なんて期待をしていたのですが、出血期間はいつも通り。むしろ後半は少量の出血が1日半くらい長かったかも。
流産の影響があったというより、いずれも「いつも通り」の範疇だと思います。
なお、3/20に最後の受診をしていますが、そのときも「次は通常通りの月経がくるはずですが、時期や量などいつもと明らかに違うなと感じたら受診してください」と言われていたようです(メモより)。

流産後、次の妊娠はいつから望める?

生理が来ると、考えるのは妊娠のこと。
子どもを授かりたいと考えている人は、流産後にいつから妊活を再開してよいか、いつから再開すべきか気持ちが焦りますよね。

流産後の妊活再開時期には諸説あり

流産後の妊活再開時期については、さまざまな見解があるようです。
いつから妊活を再開するかについては、流産した週数や母体の状態、病院の方針によって違うでしょうが、1~2回は生理を見送ってからの妊活再開が望ましいと考える医師が多いです。

流産後の妊活は、生理が2~3回来てからのほうが、子宮の状態が安定して、より安心といえます。

その一方で、私は3/20に受診した際、医師からこう言われました。
「(生理3周期以上はあけましょうというのは)それはデマ。手術の場合は別だけど、あなたの場合は子宮の中もきれいになっているし、すぐにトライしてもらって大丈夫」とのこと。
つまり、稽留流産後に手術が必要になった場合は、子宮の経過をみるために一定の生理周期をあけたほうがよいが、自然流産で子宮内容物も残らなかった場合は間をあける必要はない。……ということなのかな、と解釈できます。
なお、この記事は医療関係者の監修を受けていません。私が体験したこと、聞いた話、調べた内容をまとめています。この記事をもとに自己判断するのではなく、不安があればかかりつけ医を受診して相談してください。

いつから妊活を再開すべきなの?

妊娠がわかると、十月十日の日々そして出産後の未来を思い描きますよね。
「来年の〇月頃なら安定期かな」とか、「秋生まれだから娘のお下がりでなんとかなるかな」とか。
妊娠も出産も流産も、人生丸ごと振りまわされます。
たった数日の間に、未来予想図が大きく書き換わるんです。
だから、すぐに次の妊娠を考えるのってとても難しいですよね。
でも、刻一刻と年は取る。
産めるかどうかも変わるし、出産以外のライフプランやキャリアだって大事にしたい。
いつから妊活を再開すべきか、答えはありません。
急いだからといって授かれるものでもありませんし、焦る気持ちがストレスになることのほうがよくないのではないかと私は思います。

別に読まなくてもいい、私の「今の」気持ち

私が一度目に流産したとき、その後しばらく積極的にトライすることをやめていました。年単位で。
しかし、30歳を過ぎて年齢的な焦りを感じ、数回トライ。不妊治療を見据えて動き始めました。それでもなかなか授かれませんでした。ものすごく焦り、一周回って妊活がつらかったほどです。
当時の医師には、「一度流産しているということは、一度は自然に授かれたということ。可能性は十分ありますよ。ただし、年齢的なところをふまえて不妊治療に踏み切るなら早めにね」(意訳)ということを言われました。
決めるのは自分自身なんですよね……あたりまえだけど……
実際には、具体的な不妊治療を開始する前に娘を授かることができ、出産しました。
金銭的な不安を解消するため不妊治療の費用を稼ごうと、フルタイム勤務になった矢先のことでした。どんなタイミングで授かるか、本当に予測ができないものです。
二度目の流産から半年経った今は、妊活はしていません。基礎体温もはかっていませんし、積極的にトライもしていません。
娘がいるから、というのはあります。正直。
一人いるからいいかという意味ではなく、すでに出産という経験をしたから、というか。
つわりはひどくありませんでしたが、出産は壮絶でしたし、授乳中のトラブルや睡眠不足が本当につらくて……二人目を躊躇する要因といえるかもしれません。もちろん、二人目はほしいのですけど。
なによりも、「またあんな風に人生丸ごと振りまわされるのか」という思いが一番強いです。
生理が来ない。陽性。受診。微量出血に右往左往し、12週の壁を指折り数え、安定期を指折り数え……
「また流産するかもしれない」という恐怖を、臨月まで頭の片隅に置くのはつらいです。
半年経ち、流産のつらさを忘れつつある今も、そこに対する踏ん切りはなかなかつきません。もちろん二人目がほしい気持ちも本当なので、いつかどこかのタイミングで妊活を始めるかもしれませんが。
もっとも、ごちゃごちゃ考えていたって仕方がないんです。
妊娠はパートナーあってのことですし、家族のことを一人で決められるわけではないのですから。
流産後、いつ妊活を再開するか。
これを一人で決めることはできないということです。
まずは流産後、最後まできちんと受診して、医師にお墨付きをもらいましょう。
それから、あなたの心と体が癒されるのを待ちましょう。体だけではダメです。心も癒されて、妊活に踏み切れるだけの余裕ができるまで待ちましょう。
ご主人ともよく相談しましょう。どちらかだけの意思で押し進めるのはよくありません。案外、ご主人はご主人で、今回の流産についてショックを受けているかもしれません。こっそり泣いたのかもしれません、うちの夫のように。
「次、また同じことが起こったらどうするか?」ということを納得いくまで話しあうのもいいでしょう。流産を100%起こさないようにすることはできませんが、心の準備ができるだけでも違うと思います。

流産したことは忘れていい。忘れられないから

流産をしてから半年、弊ブログ記事を読んでいただいているみなさんにこれを伝えたくて、この記事を書きました。

「流産したことは忘れていいよ、あなたのせいでもなんでもないから」
「忘れられないかもしれないけど、だからこそ普段は忘れていようよ」

今、流産しそうになっている。流産と診断された。流産したばかり。
……そんな渦中にいるかたには、この言葉は届かないかもしれません。

でも、もしこの記事が目に留まったのなら、頭の片隅に置いておいてください。

流産はあなたのせいではありません。だから一生覚えていなくてもいいです。
忘れられないかもしれませんが、だからこそ普段は忘れていましょう。

いつも通りに、生きるために。
毎日を続けていくために。
あなたの心を守るために。

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