あなたの商品紹介、「おすすめです!」ばかりになってない?
アフィリエイト記事作成や商品紹介記事のライティングで、文末が「おすすめです!」ばかりになっていませんか? 商品を薦める文章だからおすすめしたい気持ちはやまやまですが、同じ文末ばかり続くとこんなデメリットがあるんです。
- 文章が単調になり読み手が飽きる
- 具体的なおすすめポイントが伝わらない
- 書き手の個性はおろか商品の個性も見えてこない
あなたの書いた文章を見直してみてください。文末に「おすすめです!」が続いている人は、この記事を読めば表現のバリエーションを増やせること間違いなし!
「おすすめです」に代わるバリエーション一覧
タイトルだけでなく、本文のリズム「おすすめです」ばかりが続いて単調になってしまったら、次の代替ワードも使ってみてください。ただし、完全にイコールの意味にはならないので、文脈をみながら置き換えてくださいね。
バリエーション | 置き換え例 |
イチオシ | before 超音波式加湿器がおすすめです ➡after 超音波式加湿器がこの冬イチオシ! |
注目 | before コンビニでも使えるスマホ決済アプリがおすすめです ➡after コンビニでも使えるスマホ決済アプリに注目が集まっています |
流行っています /人気です | before 今から参入するなら動画ソーシャルメディアがおすすめです ➡after 今は動画ソーシャルメディアが流行っています/人気です |
今が買い | before 薄手のトレンチコートがおすすめです ➡after 薄手のトレンチコートは今が買い! |
マストバイ | before 肌荒れしやすい方にはこのハンドクリームがおすすめです ➡after 肌荒れしやすい方のマストバイはこのハンドクリーム |
メリットを強調する体言止めのテクニック
単に「おすすめです!」というだけでは、読み手の心には響きません。おすすめしたい理由を強調するには、
注目は+メリットを表すワードの体言止め
を使ってみましょう。
メリットとは、その商品のウリや長所のこと。安さ・軽さ・デザインなど、その商品を買う人がどのようなポイントを重視するのかを表すワードです。
体言止めにはそのワードを強調する効果があります。さらに、ですます調の文章に体言止めを交えることで、ほどよいリズムが生まれます。
before この掃除機は軽いのでおすすめです。
➡after 注目はこの軽さ!
before 駅から近いのもおすすめです。
➡after 注目は駅からの近さ!
読み手が得るベネフィットを添える
ベネフィットとは、利益や恩恵のこと。評価基準を明確にするだけでなく、
「その商品を購入することで読み手にどんな利益があるのか」
「それを利用することで読み手にどんなよい変化があるのか」
を書いてあげることで読み手にその商品を購入したあとのことをイメージさせるのです。商品紹介のメリットに続けて、
読み手が得るベネフィット+~こと間違いなし!
というフレーズを添えてみましょう。
before この掃除機は軽いのでおすすめです。
➡after 注目はこの軽さ。毎日の掃除が楽になること間違いなし!
before 駅から近いのもおすすめです。
➡after 注目は駅からの近さ。家族の時間が増えること間違いなし!
タイトルには「おすすめ」か「オススメ」を入れよう
ここまで、「おすすめです」に代わる表現のバリエーションについて説明してきました。しかしこれはあくまで本文の表現のことで、商品を紹介する記事のタイトルには、「おすすめ」「オススメ」どちらかを必ず入れましょう。商品を購入したいユーザーは、「商品名+おすすめ」で検索することが多いからです。
例えば、掃除機を買いたい人は「掃除機 おすすめ」、お出かけスポットを探している人は「お出かけ おすすめ」という感じですね。
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ターゲットをより絞り込みたい場合は、「掃除機 一人暮らし おすすめ」「お出かけ 子連れ おすすめ」などのワードも含めましょう!
「おすすめ」と「オススメ」をあえて使い分けるとすれば、前後のワードが漢字かなカナいずれかによって読みやすいよう工夫。
例えば、紹介する商品の名称やジャンルがカタカナの場合は、タイトルがカタカナばかりにならないよう「おすすめ」を使うと読みやすくなります。
例文1
before「スマートフォンのアクセサリオススメランキングTOP10」
➡after「スマートフォンのアクセサリおすすめランキングTOP10」
例文2
before「冬の京都オススメデートスポット5選」
➡after「冬の京都おすすめデートスポット5選」
逆に、ひらがなや漢字が多いときはカタカナの「オススメ」を使うとメリハリがつきます。
例文3
before「2019年最新の掃除機比較!一人暮らしにはこれがおすすめ!」
➡after「2019年最新の掃除機比較!一人暮らしにはこれがオススメ!」
例文4
before「子育て世帯におすすめしたいふるさと納税返礼品」
➡after「子育て世帯にオススメしたいふるさと納税返礼品」
読みやすさという観点でいうなら、タイトル全体における漢字かなカナのバランスを見て、「おすすめ」と「オススメ」を使い分けるとよいでしょう。タイトルで使用した表記に本文も統一するようにしてください。タイトルは「おすすめ」なのに本文中は「オススメ」「お薦め」を使って表記がゆれてしまうと、気になる人には気になります。
なお、「おすすめ」と「オススメ」どちらの方がGoogle検索において効果的なのか検証した記事も発見しました。Google Search Consoleを使って記事タイトルの違いがどう影響するか検証し、最終的には検索する際に「おすすめ」と入力するユーザーが多いので「おすすめ」のほうがよいのではないか、と結論付けられています。
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