【電子書籍の書き方】本づくりとプロモーションが同時進行する「エッセンスワード」とは

ライティング
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これから電子書籍を書こうと考えているあなたにお尋ねします。
それはあなたにしか書けない本ですか?

 

私・椥辻夕子は、電子書籍専門出版社である 株式会社まんがびと様 から約70本の電子書籍を発行してきました(2019年5月現在)。

椥辻夕子
椥辻夕子

まんがびと様と出会ってから4年、

70本を書かせていただき、一部は

シリーズ化もさせていただきました

電子書籍作家としてここまでやってこられたのは、ひとえに株式会社まんがびとの平田社長のおかげ。現在では編集者として、新たな作家様の発掘や出版のお手伝いもさせていただいています。

ここまで70本書かせていただき、編集者としても数本手がけてきたことで、気づいたことがひとつあります。

 

それは、売れる本やシェアされやすい本には必ず「エッセンスワード」があるということです。

 

エッセンスワードがある本は、尖っています。

どんなにありふれたテーマであっても、「その作者にしか書けない本」に仕上がるということです。

 

さらに、SNSでエッセンスワードを発信することで「本づくり」と「プロモーション」の両輪が加速するというメリットもあります。

 

「エッセンスワード」とはどういうものか。
どんな効果があり、どのようにして作るのか。

作家として、編集者としての経験をもとに、そのノウハウを解説していきます。

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エッセンスワードとは

「エッセンスワード」というのは、椥辻夕子が考えた造語です。

エッセンス=essence 意味は「本質」です。

つまり、エッセンスワードとは「その本を象徴する本質的なことば」というわけです。

 

エッセンスワードについては、6/28発売予定のこちらの本で詳しく解説しています。
※AmazonKindleストアおよび楽天Booksにて現在予約受付中

読者の人生を変える本の書き方 ビジネス書・自己啓発書・実用書が書ける7ステップ (20分で読めるシリーズ)

 

読者の人生を変える本の書き方 ビジネス書・自己啓発書・実用書が書ける7ステップ。【電子書籍】[ 椥辻夕子 ]

エッセンスワードとは、あなたの本を象徴するたったひとつのキーワードのことです。本のコンセプトや伝えたいことを凝縮して、本質的なワードを生み出しましょう。書き出したキーワードから連想したり、ミックスさせたりして生み出します。既存の言葉を組み合わせたワードでもいいし、まったく新しい造語でもいいのです。

『読者の人生を変える本の書き方 ビジネス書・自己啓発書・実用書が書ける7ステップ。』より引用

 

たとえば、やましたひでこさんが生み出した 断捨離® という言葉。

これは、断行・捨行・離行というヨガの行法哲学をもとに、やましたひでこさんが作り出した造語です(商標登録もされています)。単なる片づけ術にとどまらず、物への執着を手放し自由になるという考え方を象徴するワードですね。やましたさんがかかわった多数の著書の本質を、的確に表現しています。

 

エッセンスワードは、本のテーマから生まれます。

何について書きたいか? どんな人に届けたいか? どんな言葉を使えばそれを端的に伝えられるか?

それを突き詰めて考えることで、その本の本質が見えてきます。

 

エッセンスワードの効力は3つ

エッセンスワードには大きく分けて3つの効力があります。

効力1 本のオリジナリティが高まる

エッセンスワードがあると、本のオリジナリティが高まります。同じテーマを扱っていても、ほかの本にはない魅力が生まれ、「あなたにしか書けない本」になります。

 

例えば、こちらの本。

フリースクールのカウンセラーでもある荒木信雄氏による初著作であり、私・椥辻夕子が編集を担当させていただきました。

エンプティーママと子どもを幸せにする小さな魔法 (20分で読めるシリーズ)

この本のエッセンスワードは「エンプティーママ」です。

エンプティーとは、「空っぽ」という意味。
エンプティーママとは、家族に愛情を注ぎ過ぎるあまりがんばり過ぎてしまい、子どもを温かく包んであげるためのエネルギーが枯渇してしまっている(空っぽになっている)、そして自分の心も満たされていない状態に陥っている親のことです。

これは著者である荒木さんの造語ですが、企画会議でこのワードをお聞きしたときに「これは素敵な本になる!」と直感しました。

 

エンプティーママという概念は、荒木さんにしか思いつけないものです。家族関係や過干渉といった同じテーマを扱う本は多数ありますが、この本は荒木さんにしか書けません。

そこで、タイトルにエッセンスワードを盛り込むのはもちろんのこと、本文の全体にわたって「エンプティーママ」というエッセンスをふりかけました。

具体的には、章のはじめに「エンプティーママとはどういう存在か」を定義したうえで、「疲れきった母親」とか「悩んでいるお母さんたち」といった主語の部分を適宜「エンプティーママ」に置き換えました。

読者は、「ああ自分も『エンプティーママ』だったんだ」と気づき、共感します。
悩む人の属性を言い当て、名前をつけてあげるのです。
そうすると、読者は「これは私のための本だ」と確信し、深く読み込んでくれます。

『エンプティーママと子どもを幸せにする小さな魔法』という本でしか、「エンプティーママ」という言葉は使われていません。だからこそ、このエッセンスワードに共感した読者は「この本に出会えてよかった」と思ってくれます。

エッセンスワードの効力の1つ目は、このような人と本との出会いを演出するためのオリジナリティを出すことです。

 

効力2 芯が通るのでテーマがぶれない

エッセンスワードを企画序盤で決めておくことで、企画に芯が通ります。本の執筆は長丁場ですから、最初に思い描いていたところとは違うところに着地してしまうこともあります。試行錯誤しながら書いていくのもひとつの方法ですが、時間もエネルギーも無駄に消費してしまいますよね。

そうならないために、私は執筆開始前に 台割 を作るようにしているのですが、それと同時に「エッセンスワード」があることで、テーマがぶれずに書き進めることができるのです。

 

例えば、こちらの本。

フリーライターであり、Twitterで多くのことばを発信してこられた松はるなさんによる初著作です。これも、私・椥辻夕子が編集を担当させていただきました。

言い方ひとつで! 生き方が180度変わる「ことばのチカラ」

この本の企画がスタートしたとき、まだエッセンスワードという概念を私自身が言語化できていなかったのですが、今改めて考えるとするなら、「ことばのチカラ」がエッセンスワードということになります。

はるなさんは、企画の最初からテーマについて明確なイメージをお持ちでした。「ことばのチカラ」というタイトルに決まったのは制作中盤のことでしたが、それと並行して、「マシュマロことば」や「磁石人間」といった魅力的な造語をたくさん生み出していただきました。

はるなさん自身のことばのセンスを存分に発揮していただくことができたのは、制作中ずっと、「ことばのチカラ」という明確なコンパスがあったからです。どのように書き進めるか迷ったときには、「ことばのチカラ」という原点に立ち戻ればいいので、問題はすぐに解決できました。

エッセンスワードの効力の2つ目は、企画に芯が通ることです。長い執筆期間を、ムダなく進めることができます。

 

なお、はるなさんはこの本の執筆中は「ほっこりはん」という二つ名で活動されていましたが、現在は二つ名を「ことばのチカラ屋・ほっこり革命ライター」としていらっしゃいます(2019年6月現在)。

エッセンスワードが著者自身のブランディングにも役立つということも教えていただきました。

 

効力3 発信・シェアしやすくなる

また 断捨離® という言葉を例に挙げますが、この言葉の素晴らしいところは、発信しやすさにあります。

「やましたさんの本を読んで、私もモノの断行・捨行・離行をやってみたよ~!」
と発信するよりも、

「やましたさんの本を読んで、私も断捨離やってみたよ~!」
と発信する方が、簡単ですよね。

断捨離の概念が広く浸透したのも、「断捨離」という短くてパワフルなエッセンスワードがあったからだと私は考えています。

なお、「断捨離®」という言葉はやましたひでこさんの登録商標です。

個人的な断捨離体験を語り発信するのは、ご自由です。ただし、商業目的、営業目的が伴う「断捨離®」「クラターコンサルタント®」のご使用に際しては、明確厳格な基準を設けており、許可無く使用することはできません。

やましたひでこ公式サイトより

とあるように、個人的な体験を発信することはできますが、営利目的で「断捨離」という言葉を発信することはできません。

 

このように、ひとことでその本を語れる「エッセンスワード」があることで、発売後の宣伝効果が劇的に上がります。

読者が、「あの本の○○ってノウハウがすごくよかった」とシェアしやすくなるからです。

 

上でご紹介した荒木さん・はるなさんの初著作においても、発売前に拡散用のハッシュタグを決めました。特にはるなさんは積極的にタグを拡散してくださいました。

多くのフォロワーさんが読んでくださり、ツイートもしてくださいました。

 

なぎ
なぎ

でも、このときはエッセンスワードをプロモーションに活用しきれなくて……

編集者として反省しているところは、
・タグを決めるのが遅かったこと
・制作中からタグを使って拡散できなかったこと
・タグを使った拡散をお願いしきれなかったこと
などです。プロモーション力のない編集者で本当に申し訳ないです。

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エッセンスワードをプロモーションに活かす方法

ここまでに例で挙げたように、私は今、主にTwitterを舞台としてまんがびとのインフルエンサー出版をお手伝いしています。ブログの更新が遅い理由に挙げるのは心苦しいですが、それくらい自分のリソースを割くのが楽しい仕事です。

これまでに担当した本の経験を活かして、Twitterでのプロモーションに「エッセンスワード」をどう役立てていくかをまとめました。

ここでご紹介しているのは今まさに実証中の仮説ですが、SNSと出版の可能性を感じていただけると思います。

企画段階でエッセンスワードと発信タグを決める

前述したように、エッセンスワードを決めるのは早ければ早いほどいいです

テーマと仮タイトルを決めたら、続けてエッセンスワードを決めるとよいでしょう。さらに、エッセンスワードを元にSNS発信用のタグも決めます。

企画段階で決めておくべきことはこの4つです。

・テーマ
・仮タイトル
・エッセンスワード
・発信タグ

なお、私が執筆・編集をする場合は続けて「台割」を作成します。台割とはなにか、どのようにして作るのかについてはこちらの記事をご覧ください。

【電子書籍の書き方】元編集者が教える台割の作り方!
※『読者の人生を変える本の書き方 ビジネス書・自己啓発書・実用書が書ける7ステップ』のダウンロード特典「Excel台割テンプレート」は本記事最後からダウンロードしていただけます あなたが1冊の電子書(続きを読む)

出版決定・制作過程・完成のツイートに発信タグをつける

出版に関する情報をどのタイミングで発信してよいかは、出版社によります。個人出版の場合はもちろん自分でそのタイミングを決めることができます。できるだけ早い段階から発信すること、そして発信をし続けることがプロモーション成功のカギだと私は考えます。

まんがびとのインフルエンサー出版においては、出版が決定した時点でその情報を発信できます。出版が決定し、企画がまとまった後は、著者にどんどん発信してもらっています。

これまで数名の作家さんたちを担当させていただきましたが、やはりTwitterで活躍されている方たちはツイートプロモーションが上手です。

その経験をもとに、このタイミングでこんなツイートをすると良さそうだというのがだんだんとつかめてきました。あくまでまんがびとのインフルエンサー出版の例ではありますが、電子書籍を個人出版したい人にも参考になると思います。

 

・出版契約締結

・企画会議
テーマ、仮タイトルなどを決める
ここでエッセンスワードと発信タグも決める

・出版決定ツイート
例:「出版が決まりました!」
「仮タイトルは○○です」
「○○について書きます」
「発信タグは#〇〇です」など

・制作過程ツイート
例:「スタバで原稿書いています!#〇〇」
「ここで悩んでいます#〇〇」
「こんなやり取りがありました#〇〇」など

・完成ツイート
例:「原稿完成しました!#〇〇」
「タイトル決まりました!#〇〇」など

・発売前プロモーションツイート
例:「表紙完成しました#〇〇」
「発売日決まりました#〇〇」
「予約サイト出ました#〇〇」
「発売日まであと3日#〇〇」など

・発売開始ツイート
例:「発売されました!#〇〇」
「ここで買えますURL #〇〇」など

・発売後プロモーション
例:「(引用RTして)感想ありがとうございます!#〇〇」
「売上好調です。ありがとうございます!#〇〇」など

 

特に力を入れたいのが制作過程のツイート

特に力を入れたいのは、制作過程のツイートです。

「出版決定」および「発売日決定」のタイミングでのツイートが最も盛り上がります。次いで「完成」のタイミングです。

しかし、「出版決定」から「完成」までには時間がかかるので、最初に火が付いたところからその火を燃やし続けたいのです。だからこそ「制作過程」のツイートが大事になってきます。

制作過程から発信タグをつけてプロモーションすることで、少しずつですが、そのテーマがフォロワーさんたちに浸透していきます。ツイートに対する反応が執筆のヒントになることもあります。

 

本づくりとプロモーションの両輪を回すこのやり方が、とても上手な方がいます。
私もTwitterで仲良くさせてもらっている四葉かなえさんです。

現在、彼女が執筆中なのは「#社会的ポジショニング論」に関する本です。
もちろん私が編集を担当させてもらっています。

家庭や社会におけるポジションとは何か、自分の居場所と役割をどのように理解して動けばいいのか、といったことをテーマにした本であり、コミュニケーションが苦手な人や空気を読むのが苦手な人におすすめな内容になりそうです。

 

四葉かなえさんが、「#社会的ポジショニング論」に関する本を執筆中のまさに今、実践しているのが下記の内容です。

※許可をいただいて打ち合わせ中のDMグループより転載しました

四葉かなえさんが実践している、具体的な発信ツイートを見ていきましょう。

発信タグをつけたオリジナルツイートでの運用

執筆テーマに関するツイートを積極的に行い、そのすべてに「#社会的ポジショニング論」というというハッシュタグをつけています。

こうすることで、

  • 発信タグがフォロワーさんに浸透する
  • 興味を持った人がRTして拡散していく
  • 執筆していることもアピールできる

というメリットがあります。

また、フォロワーさんからこのタグについてリプライやDMをもらうことで、テーマが深まり企画に役立つこともあるのです。

発信タグをつけた引用RTでの運用

Twitterには、引用RTという機能があります。
誰かのツイートを引用し、自分のコメントを添えて発信することができます。

四葉かなえさんは、「#社会的ポジショニング論」に近いテーマのツイートを引用RTする際にも、この発信タグをつけています。

こうすることで、

  • 元ツイート主にもタグをアピールできる
  • 元ツイート主がさらにRTしてくれることも多い
  • 自分のフォロワー以外にも発信タグが届く可能性が高まる

というメリットがあります。

なお、発信タグをつけて引用RTをする相手は、普段から仲良くしている人、発信力・拡散力のある人、有名インフルエンサーなどさまざま。
仲良くしている人の方が、気づいてRTしてくれたり話題を盛り上げてくれたりする可能性も高まりますね。

 

課題は発売前プロモーションツイート

原稿が完成したタイミング
表紙が完成したタイミング
発売日が決定したタイミング

これらのタイミングでのツイートはとても盛り上がります。

なぎ
なぎ

問題は、その後!

現在のまんがびとの出版では、発売日が決定するのは発売日の約一か月前。
しかも原稿は完成していて、ツイートするネタがない状態。

ここから発売開始まで、約一か月間盛り上げ続けるのが難しいんです。

 

私が今、試行錯誤しながら実践しているのは、発売前プロモーションとして「制作秘話」「内容をちょこっとリークをすることです。

 

制作秘話ツイート

「制作の裏舞台」って心ひかれませんか?
私は制作秘話とかメイキングとかが好きです。

この本の制作中、こんなことがあった。
こんな人たちに支えられてこの本ができた。
この本では、こんな試みをした。

完成の余韻に浸りつつ、そういった話題を思い出しながらプロモーションツイートをしていくんです。

内容をちょこっとリーク

「目次の抜粋」は効果的です。

リンク先に行かないと書籍の詳細はわからないのですが、抜粋した目次を添えることで興味を持ってもらいやすくなります。

リンクを添えると使える文字数は100文字以下になってとても厳しいのですが、目次を抜粋するくらいなら十分盛り込めますしね。

そのほかにも、「この章ではこんなことを書きました」という風に1章1ツイートで要約するのも効果的かもしれません。

 

エッセンスワードをどうやって生み出すか

企画会議を通して、書きたいテーマを広げたり深掘りしたりするうちに、あなたにしか説明できないテーマが見つかります。

それこそあなたが書くべきもの。それに名前をつけたいのです。

端的な言葉でネーミングしたい。
言語化したい。
エッセンスを抽出したいのです。

エッセンスワードとしてネーミングすることで、その概念はあなただけのものになります。ほかの本にはない差別化が、この時点でひとつできあがります。

 

既存のキーワード合体型

基本的には、既存のキーワードを合体させてエッセンスワードとします。

  • 2語を合体させる
    エンプティー+ママ → 「エンプティーママ」
    ゼロ秒+思考 → 「ゼロ秒思考」(赤羽雄二 著)
  • 2語を助詞でつなぐ
    ことば+チカラ → 「ことばのチカラ」
    メモ+魔力 → 「メモの魔力」(前田裕二 著)
  • 3語以上をつなぐ
    社会的+ポジショニング+論 → 「社会的ポジショニング論」

短い言葉であれば3語つなぐこともできますが、強い意味を持つ言葉・長い言葉が3語以上つながると意味不明になってしまいます。

 

「○○力」「○○術」「○○論」型

メインのキーワードに「○○力」「○○術」「○○論」を添えるだけでも、エッセンスワードが生まれます。

ほかにも、「○○大全」「○○図鑑」「○○事典」などのバリエーションも使えますね。

ただし、メインのキーワードが一般的な用語であればあるほどほかの本と被る可能性が高くなるので注意しましょう。

成功例はこちら。
校正+力で、「校正力」というエッセンスワードを生み出しました。

ビジネス文書がスラスラ書ける校正力の教科書。文章力を磨くには、校正力を身につけろ!10分で読めるシリーズ

発売から4年が経ちますが、「校正力」をタイトルに掲げた本は他にありません。

よくあるキーワードも、うまく組み合わせればエッセンスワードとして生まれ変わる可能性を秘めているのです。

発売後にエッセンスワードが生まれるパターンもある

こんまりさんこと、近藤麻理恵さんによるベストセラー『人生がときめく片づけの魔法』がこのパターンです。

一躍有名になったこの片づけ術は、後に「ときめき片づけ術」「こんまり式」「こんまりメソッド」というエッセンスワードが生まれました。
なかには、このメソッドに基づいて片づけをすることを「こんまりする」と動詞化した表現まで!

あらかじめタイトルにエッセンスワードを組み込んでいなくても、読者が(あるいは出版社や著者が)後から盛り上げる、定着するという好循環です。

 

実は私の担当書籍にも、このパターンに当てはまった本が一冊あります。

サーバエンジニアであり、インフラ勉強会にも関わってこられた佐々木康介氏の初著作です。

武器がないエンジニアは肯定を続けることで武器を手にする。20分で読めるシリーズ

タイトルは『武器がないエンジニアは肯定を続けることで武器を手にする。』という話し言葉のようなスタイルですが、発売後のツイートでは「肯定思考」というワードを使ってくださる方も少なからずいました。

この「肯定思考」というのは、目次に盛り込まれていたワードです。

なぎ
なぎ

制作中から使っていたワードでした。

冒頭に、「エンジニアよ、肯定思考を持て」という章があるのですが、おそらくこれが読者に浸透し、感想ツイートにも使っていただけたのだと推測します。

タイトルにエッセンスワードを盛り込めなくても、目次や書籍紹介文には盛り込むべきだと感じました。

 

あなたの本のエッセンスワードは?

最後に、エッセンスワードについてまとめます。

メリットとデメリットを理解しよう

エッセンスワードのメリット

  • 競合本にはない差別化ポイントができる
  • 読者に「これはなんだろう?」と思わせ心をつかむ
  • 短いワードは読後に感想をシェアしやすい

エッセンスワードのデメリット

  • 造語なので定義・解説する必要があり、文字数を費やしてしまう
  • あまり回りくどいワードにすると、結局何を言いたいかがぼやける
  • 最悪の場合、全体的に意味不明になってしまうおそれも

エッセンスワードを発信タグとして活用しよう

Twitterの場合、

・制作過程ツイート
・発売前プロモーションツイート
・発売後プロモーションツイート

これらのタイミングで積極的に書籍の情報発信をしましょう。

その際、エッセンスワードを発信タグとしてつけると認知されやすくなり、キーワード自体も浸透しやすくなります。

 

私も「エッセンスワード」の活用においては、まだまだ試行錯誤をしています。

でも、SNSを組み合わせて使うことで、「本づくり」と「プロモーション」が同時進行するという確信をもっています。

 

↓↓↓「エッセンスワード」という概念はこの本から生まれました↓↓↓

6/28発売予定(現在予約受付中)
『読者の人生を変える本の書き方 ビジネス書・自己啓発書・実用書が書ける7ステップ』

読者の人生を変える本の書き方 ビジネス書・自己啓発書・実用書が書ける7ステップ (20分で読めるシリーズ)

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